差し歯には知覚がありません、周囲からのむし歯を気づくことができません。
差し歯にするためには神経を取り
神経処置後
根に薬を入れ、土台の収まるように
形を整えた後、土台を入れます
土台を入れた後、整形し被せ物が入るようにし
形を取り被せ物が入ります
ここでむし歯になれる場所は
土台と根の境目
被せ物と根の境目です
この境目にむし歯が侵入した場合、神経があれば
しみる
痛い
などの症状が生じ何か悪いなと体感できます
さらに侵入を許し、放置すると
常時痛く歯の異常を無視することができなくなり
否が応にも分かります
一方
差し歯の場合は神経がないので
根が割れるなど根の周囲を含む異常が生じて初めて
痛みを感じます
むし歯に食われ根が弱り、噛むという通常の負荷で
根が割れて気付きます
差し歯について、むし歯を発見するには
レントゲンしかありません
肉眼では境目から滲み入るようにむし歯が入るので
確認することが難しく
また確認できるように侵入することは少ないです
発見されれば土台を外しやり直し、根の破折を回避することが
肝要です
2021.03.09 むし歯