子供の受け口の自然治癒。待つことと、悪習癖の除去が重要です。
子供の受け口
1歳半頃に見られる割合は16%程度と言われています
同じように
2歳は12%
3歳は10%
5歳で6%
程度見られます。
要は時間と共に発生確率は年齢が上がると低くなる
1歳半頃に受け口でも5歳頃には70%弱の人は自然治癒するということです
幼少期の受け口の原因は遺伝を除き
おおよそ以下の3つの悪習癖です
- 不正確なうがい
- 泣き癖
- 顎を自分で前に出す顎遊びなどと言われるもの
2については『あーまずいなー』なんて思いながら見守ればいいかと思います
重要なのはまずいなと感じる目だと思います
1については正しく頬を膨らませるうがいを身に付けられるようにする
自然に身に付けばそれでよし
ダメなら練習が必要かと思います
大概これでうがいについては解決できます
3については保護者の方の根気で解決できます
ジーっとしている時
遊んでいる時
スマホを見ている時など顎をカクカクしたりして動かしたり
ギューっと顎を前に出して自力で固定していることもあります
それを見る度にダメだよーとやめさせるように促すことが重要です
キツく、数回行ってもほとんど効果がありません
優しく気長に行うことが重要で
特に女の子の場合などは可愛くなくなっちゃくよ
なんていうと結構効いたりします。
こんな感じで幼少期の受け口は結構治ります
6歳を過ぎると待っていても治りにくいので何かしらの介入をし
早期解決を図ることを考えますがこの辺りはまた今度。
2021.03.13 小児歯科