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歯周病菌との戦いは身を切る戦いです。時には。。。

歯周病菌があると体は戦います。

本当は無視してくれるとありがたいのですが、戦ってしまいます。

同じ歯周病菌でもその型によっては毒性がなく体も反応しないこともありますが、戦ってしまうことが

多いです。

歯肉の部分に菌が入ってくると体はその菌と戦おうとしますが

歯肉はコラーゲンやコラーゲンを作る様な細胞で満たされており隙間がありません。

戦うスペースがなく免疫細胞を展開することができません。

どうするかというと歯肉の一部のコラーゲンを壊したり細胞の一部に自滅を促し(アポトーシス)免疫細胞の

展開スペースを作ります。これで菌と戦える様になります。歯肉の一部を自ら壊して戦う準備をします。

また、時としてこの免疫細胞が自分の歯肉、骨を壊してしまうこともあり

ざっくりとはなりますが、この2つの機構、免疫細胞の展開と自滅で歯肉がやられます。

ですのでプラークをとり清潔にして子の2つの機構が動かない様にすることが歯周病治療の一つとなります。

ご参考までに

鎌倉市 大船 歯科 歯医者 くり歯科クリニック