乳児期の歯並びの理想
乳歯は大人の歯になるための
準備です。
例えば
歯並びが綺麗な乳歯
可愛いですね
でも
大人の歯並びに合わせると混み合い重なったたと同じです。
理想的には
乳歯はすきっ歯
上の歯が下の歯に被っている
下の糸切り歯が上の歯の2、3番目の間に刺さる様に位置している
という状態です。
これを誘導するのが
前歯での噛み切り
ベロの十分な力
ベロのポジショニング
適切なベロの動き
鼻呼吸
不要な悪習癖がない
などです。
要は筋肉です。
適切な負荷が歯にかかれば適切に歯が並びます。
理想的乳歯の並びは
適切な食事
不必要な癖がない
十分な噛み切り
などにより自然と配列されます。
先天的な物を除き
基本的には何かしらの動きの阻害
不必要な動きの存在が
綺麗な歯並びを妨げ
場合によっては
これは大人の歯にまで影響します。
乳歯は子供のための歯ですが
大人の歯のための準備でもあります。
また
我々が動物であることを再認識するのも一興かと思います。
2020.06.16 小児歯科