歯ぎしり、食いしばりで歯が欠ける💦
歯ぎしりや食いしばりで
歯が欠けてしまうことがあります。
すぐに欠けるとか
何回行うとかけるとか
そう簡単に歯は欠けません。
長期的に持続的に歯ぎしり食いしばりを
行うと何年、何十年経って欠けてきます。
歯が欠けると言っても欠け方いくつかあり
処置も違います。
一番軽度なのは歯の角が欠けてしまう場合です
これは歯の表面が欠けただけなので
症状は
無症状かしみるなどです。
(歯にヒビが入っている場合は噛むと痛いということがありますが
ヒビを取り除けば治ります)
処置は
樹脂で埋めたり、銀歯にする処置です。
他には
歯の欠けが神経まで及んでしまった場合です
症状は
”噛むと”痛い、しみる
しみる
などです。
処置は
神経処置(根っこの治療)
となります。
神経が露出するほど欠けなおかつ歯の欠けが
歯肉の奥深くまで欠けてしまった場合は
症状は上記のものとあまり変わりませんが
抜歯になることがあります。
抜歯になる理由は
欠けが深すぎて、神経処置を行い差し歯にしても
差し歯がほとんど保たずすぐに壊れてしまうからです。
確実に抜歯になってしまう場合
差し歯の場合が多いですが
根っこが真っ二つに割れてしまった場合
です。
この場合はどんなことを行っても歯を残すことは
難しいです。
このようにならないために
歯のすり減り
頬の歯型痕
ベロの歯型痕
骨の膨らみ etc
独特の口の中のへんかがありこのあたりをチェックし
歯ぎしり、食いしばりを早めに
キャッチし対応することが大切です。
歯ぎしり、食いしばりは自覚することが難しいことが多いです。
日中仕事したり集中すると食いしばってしまう方も多いようです。
日中も10分も20分も食いしばり続ければ気づき易いですが
1回あたりの食いしばりは諸説ありますが
数秒から数十秒です。
日中、口の中ばかり気にしている訳ではありませんので
このように短い時間の食いしばりは気づきにくく
また
習慣になってしまうと当たり前にになってしまい
なかなか意識に上がりません。
身近な例とすると
呼吸です。
呼吸のリズムをつい30秒前も思い出すことはできないと
思います。
苦しかったり匂いがすると記憶に残ることもあるかもしれませんが
通常は当たり前すぎで記憶に残ることは
ほとんどありません。
歯ぎしり、食いしばりもこれに近いところがあります。
2020.04.23 歯ぎしり、食いしばり