思いもよらず歯を物や家具などにぶつけて

しまう事もあるかと思います。

ぶつけ方、その力によっては

歯が揺れてしまったり

歯肉から出血して

しまう事もあります。

状態により対処方法は異なりますが

歯をぶつけて歯が揺れてしまっている

場合の対応のご説明です。

歯をぶつけて揺れている場合は

基本的には過度な負荷をかけないように

して後は様子見、経過観察となります。

基本的にはこれで治まります。

ただこの際に噛むと強く痛い場合は

歯が揺れないように固定します。

大体１−２週間くらい固定します。

痛い場合もほぼこれで問題ありません。

ただぶつけた事による痛みは

治まりますがその後チェックが必要と

なります。

何のチェックかというと神経のチェック

です。

強い力で歯を打ってしまった場合などは

神経に栄養を供給する血管が千切れて

しまう事もあり、千切れてしまうと

神経が死んでしまい、歯の変色が

起こります。

また、神経が死んでしまった事で

根が化膿してしまう事もあります。

なので基本的には歯をぶつけてからは

おおよそ１ヶ月後、３ヶ月後、１２ヶ月後

にチェックすることが推奨されています。

歯を打ってしまうことは

お子さんが多いので長い人生の大切な

歯ですのでしっかりチェックし早期に

対応することが肝要かと思います。

ご参考までに