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むし歯にならない為には収支0です

むし歯は歯の溶けと再生の収支が崩れた時に起こります。

10溶けて10再生するこんな状態が維持されているとむし歯にはなりません。

15溶けて5再生すると言う状態になるとむし歯が始まり始めます。

10溶けて15再生する、5貯金できる、、、、ならいいのですがそうはなりません。

呼吸をイメージするといいかもしれません。吸うためにはしっかり吐かないといけません。

緊張して10吸って15吸うと過呼吸になってしまいますよね。こんな感じでしょうか。

戻りますが

宵越しのエナメル質、象牙質を持たないのが歯です。

江戸っ子みたいですねw

がん細胞も1日5000個できているそうです。それが毎日やっつけられてがんにならずに済んでいるそうです。

こちらも収支0ですね。

むし歯の場合15溶けて5再生すると歯が溶け始めます。歯の表面に白濁が生じ始めたら一時この収支が乱れたことが想像されます。

表面はザラついています。このザラつき、元には戻りません。先の宵越しの、、、です。

この収支の乱れが長期化すると茶色くなったり、小さな歯の崩れ(穴)が生じ小さな世界では大きく収支が乱れ

周囲に乱れは拡大してきます。そうなると目視できる様になり、むし歯と判断できます。

こうなると処置の対象となります。

この辺りは難しいですが極小むし歯を仮に見つけられたとしてレジンで埋める、銀歯で治すとしても、極小のむし歯を極小に削り極小にレジンで埋めてもレジンが維持されずすぐ外れます。

銀歯はそもそも作ることができません。

1のむし歯にレジンで埋めを、銀歯を安定させるために30削ったとすると本末転倒です。

そうなるとどうするか、フッ素予防です。

そして、この様な歯に対する治療は食生活の改善、ブラッシング習慣の改善です。

削ったから、フッ素塗ったからでは根本治療にはなかなかなりえません。

面倒ですが習慣の改善が必要かと思います。

習慣は怪物だそうです。改善して維持して手懐けるのは大変です。

それでも手懐ける様に戦うことは意味のあることと思います。

ご参考までに。

鎌倉市 大船 歯科 歯医者 

くり歯科クリニック