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虫歯初期どうする?

虫歯が初期であると判断された場合は基本的には予防の一手です

余談になりますが砂糖の消費量は欧米に比べて日本は少ないそうです。ですが日本は欧米に比べて虫歯が多いようです。なぜ?基本的には虫歯の数と砂糖の量との間には明確な比例関係が見て取れます。であるならば日本は欧米に比べて虫歯が少ないことが想像されます。ですが現実はそうではなくて日本の方が多いようです。何が違うかというとフッ化ナトリウムとの関わりが日本は欧米に比べて明らかに少ないことが考えられます。フッ化ナトリウム(フッ素入りの歯磨き粉と言われるもの)は虫歯予防効果が明らかに期待できることがわかっています。WHOでも駆使ば予防として必要な”薬”として位置付けられているようです。そのくらい安全で効果的なものと考えられています。

では本題ですが初期虫歯については有無も言わず予防となります。予防の適応となるのは明確な虫歯の穴の空いていないもの、根の虫歯であれば窪みの深さが0,5mm以下のものであればとにかく予防です。歯磨き粉、洗口剤、フッ素入りの詰め物、高濃度フッ素入り虫歯進行止め剤、高濃度フッ素塗り薬など適材適所のものを使い可能な限り進行を止めにかかります。うまくいけば進行性の虫歯もその進行を止めることができます。

勿論、見た目が大事な前歯などについては適応になりにくいこともありますが奥歯などについては十分考慮してもいい処置かと思います。

ご参考までに。