歯ぎしり、食いしばりはブラキシズム、クレンチングなどと言われますが

今回は歯ぎしり食いしばりを便宜的にブラキシと呼ばせてもらいます

このブラキシ、ガリガリ音がするとか、筋肉が疲れるだけではなく、むし歯誘発因子になることも

あります。この場合フッ素を使おうが、しっかり磨こうが、甘いものを控えようが

なかなかむし歯は治りません

基本的にブラキシにより誘発されるむし歯は詰め物と歯の間にできた小さな欠けが

要因となりこの欠けは小さいですが唾液、食べかすはしっかり入ります

また厄介なことにここにものが挟まってしまうとブラシでは取りれませんし

取りきれないとフッ素も歯の表面に達することができず十分な効果も期待できません

ブラキシがあるとむし歯を繰り返したり、詰め物を何度も入れ直さないとならなくなることも多いです

何度も詰め直していると歯は菲薄化して歯に強度がなくなり、何度も削るといずれ神経をとらなければ

ならないこともあります

なんとかしたいなと思ってもブラキシが治らない限りこの負のループは続きやすくなります

基本的には対処療法がメインになります

マウスピースを入れて歯の削れ詰め物の削れを予防することになります

むし歯や歯周病には必ず原因があります

この原因を可能な限り追求しピンポイントで原因にタッチしないと

なかなか根源的な処置にはなりにくいかと思います

この根源的処置ですが、根源的というものは往々にして結構シンプルですがここを変える

というのは本当にむずかしいです

例えば本当にならだをいたわるなら、健康を望むなら

早く寝て早く起きる

よく噛んで食べる

適度に運動する

お酒は飲まない

栄養バランスを考える

などなどパッと浮かぶものばかりです、みんなわかっていることです

健康な体を手に入れ維持するには根源的なものばかりです

では、これら全部できますか？というとおそらく答えはN Oかと思います

健康でいたい、方法は分かっているでもできない

ながらで何かを行う、これを飲んで補うなど楽に行うことで何とかしようというのはみんなが求めるもの

かと思いますが健康でいる根源的な方法の方向を向いていますがやっぱり少し中心軸外れてしまいます

話が少し脱線しましたがブラキシに起因するむし歯であればブラキシをなくせれば

一発で解決できますがなかなかそうはいきませんし、マウスピースもあくまで対処的になり

根源的なものではありません

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