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穴の確認できないむし歯の見え方と処置手順

むし歯で黒くなていると分かりやすいです

 

むし歯で穴が開いていると分かりやすいです

 

特に歯の間から歯の中に進行したむし歯は穴が開くことなく

 

歯の中で大きくなっていることがあります

 

この場合歯の表面が白く濁っており

 

レントゲンをとると中に大きな穴が確認できます

 

これでむし歯確定となります

 

以下手順

 

1、麻酔をかけます

下の歯の奥は効きにくいです

上の歯は比較的容易に効きます

2、タービンと言われる高回転機械で歯のエナメル質を削ります

目標はエナメル質を必要量削り穴を広げます(むし歯は瓢箪型をしていることが多いので)

タービンと言われるくらいなので圧搾空気を吹き付け羽を回します

サクッと切れ味が良いですが削れすぎてしますのが難点です

ジャンボジェット(ボーイング747)懐かしいw

もとい、旅客機のエンジンも似たような構造だそうです

エンジン内にはタービンブレードというのがありそこに高圧のガスを吹き付けエンジンを回すようです

3、むし歯、軟化象牙質と言われます(歯がむし歯菌の作用でで柔らかくされています)

軟化象牙質をむし歯検知液で染めてむし歯の範囲を確定します

検知液は青、ピンクがあります

染まった部分をコントラと言われる器具で取ります

この器具は軟化象牙質は良く削れますが健全な歯はあまり削れません

削り取ったあと再度検知液で染めて再度確認、削る、の繰り返しです

軟化象牙質が取り切れるまで繰り返します

4、穴の部分に歯の形に似た壁を作ります

壁を作らないと樹脂が隣の歯をくっついてしまし自然な形が作れなくなってしまいます

5、接着剤を塗ります、乾かします、青い光を当てて接着時を固めます

この接着剤は抵抗接着という様式で歯にくつきます

投錨効果とも言われます

6、4で作った壁の中に樹脂を流し込み青い光で固めます

穴が大きい場合はちょっとずつ流し込んで固めます

樹脂が大きくなると内部まで青い光が届かず固まりません

7、形の修正、かみ合わせ調整

なるべく自然な形に、周りにかみ合わせが馴染むように削り調整します

8、終了

樹脂は半永久的に持つものでは無いので時々メンテナンスが必要です

車には車検。家には修繕が必要なように人工物はメンテナンスが必要ですね

 

以上となります

 

大船の歯科 歯医者 くり歯科クリニック