歯石とりの効用
歯石がたまったから取る。鏡で見たら付いていたので取りたいと感じる。
様々あるかと思います。
歯石があると痛いでしょうか?
歯石があるとご飯の味が悪く感じるでしょうか?
ではなぜ取るのでしょうか??
おそらくは本人の主観ではないかと思います。
気になったから取る、舌で触るとザラつくだから取りたいというのがモチベーションではないでしょうか。
ではなぜ取る必要があるのか?
答えは環境整備です。
例えば部屋、物がなければ汚れにくいですね。
例えば床、絨毯よりフローリングの方が汚れにくく、お掃除は楽ですよね。
これが口の中になると歯石は邪魔です。ブラシを当てても歯の表面に歯石による凹凸ができ磨きにくく
ザラつくので汚れは付着しやすくなります。
歯石自体は歯周病の根本原因にはなりません。
歯石に付着したプラークが原因となり歯周病は発生します。このことについては歯茎の中の歯石を綺麗に撮った場合
と歯石の上のプラークを注意深く取った場合で結果は変わらないというデータがしっかりあります。
なので歯石を取ることで得られる効用はブラシによる清掃効果のアップとプラーク付着の減少です。
汚れにくく、嫌いにしやすい。キッチンは木製よりステンレス製がいいですね。
そんな感じです。
気が向いたら、なんとなく、気になるからではなくある程度定期的に取って降りて整えておくことが
理想です。
2022.02.23 予防