歯周病なりたくないですね。歯周病のリスクファクターについてです
歯周病にはいくつかのリスクファクターがあります
1 細菌
要はバイ菌 → 歯周病菌です
これは歯周病発症に必要ではありますが発症させるためには不十分になります
歯周病になるためには自分の体の感受性が必要となります。
どういうことか?
花粉症と似ていると思われます
スギ花粉の方はスギ林に入ると大変ですね
くしゃみは止まらない
目は痒い
喉が痛い
・・・・・・
要はツライということですね。
一方
花粉症でない方
スギ林に入ってもふーんという感じではないでしょうか?
歯周病も同じで
花粉 → 歯周病
症状 → 症状
と読み換えてもらうとほぼ似ている状態かと思います
歯周病発症については持続的に菌、汚れに触れていることが必要となりますが
花粉症も長期に花粉にさらされると発症するようです
この辺りも似ているかもしれません
2 年齢
歯周病は一般的には年齢が上がれば症状が強くなってくるような傾向が
ありますが
歳をとると歯周病への感受性が高くなるわけではなく
長期に歯周病にさらされているので症状が強くなります
歳だから歯周病なのではなく
例えば50歳であれば長ければ30年以上歯周病にさらされていることになり
時間が経ったことにより今があるという状態です
余談ですが歯周病は早いと思春期位から発症することもあるようです。
3 タバコ
電子タバコについてはまだよくわかりませんが
歯周病リスクは2、5〜7、0です
また
タバコにより歯肉の毛細血管が萎縮し
歯肉の腫れ
出血
は吸わない方に比べて現れにくく気付きにくいことが多いです。
歯周病になると歯肉の腫れや出血は一般症状ではありますが
これは体の歯周病への抵抗です。
僕、戦っていますというサインです
このサインを自身が見つけおかしいなと気づくことができます
タバコを吸う方はこのサインが現れにくくなります
腫れない、出血がないから歯周病ではないのではなく
水面下ではしっかり進んでおり
戦いのサインが出ておらず体は劣勢を強いられているかもしれません。
要注意です。
2021.01.09 歯周病