歯の神経とるときに最小の穴を開ける
全てに当てはまるわけではありませんが
初めてむし歯が大きくなり神経を取らなければ
ならない場合には
可能な限り小さな穴を開けます。
穴を開けるのは神経が取れれば良いので
神経が取れるように穴を開けます。
小さいくと言っても1mmの小さな穴では
無理です。
神経の位置を想定し神経の走っている位置を
想定し神経がきちんと取れるように
向きを考え穴を開けます。
小さく穴を開けた場合の利点は差し歯に
ならなくて済むということです。
小さく穴を開けているので歯が沢山残るので
補強すれば十分に機能します。
その後何年も立って
もし歯が折れてしまったとしても
大体歯茎の際あたりで折れてくれます。
その場合は再度金属製の芯棒を用いて
差し歯にすることができます。
もし最初に金属製の差し歯にしてしまうと
差し歯の芯棒が抜けてくれれば良いのですが
結構根が割れて差し歯が抜けてきます。
そうなると抜歯が待っています。
ひどい場合は
根が真っ二つの割れてしまうこともあります。
歯があまり残っておらず、
金属製の芯棒をいれると最後は根の破折に
繋がることが多いです。
今では芯棒にファイバー製の芯棒もありますが
歯の残りが少ないとあまり適しておらず
外れやすい状態になります。
むし歯が大きすぎてこのようにできない
こともあります。
あくまで一例ですが。
ご参考までに
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2022.05.23 神経処置