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以前の治療跡をリサイクル

大船 歯科 歯医者 くり歯科クリニック

例えば

下の奥から2番目の歯は2股です。

片方が悪くなってしまうことがあります。

こんな場合は片方の根を除去し

2股のうちの1つを再度使いますが

本来2股の根で安定しています。

これを片方だけ残し何もしないと

この根を中心に歯が回転しようとする力が

働いてしまいます。

この回転力に任せていると往々にして歯は

壊れていく方向に向かってしまいます。

こんな場合は周囲の歯と連結して

この回転に争い尚且つ抜歯は最小とする

ということを行いますが

いくら歯を守るためと言っても新たに歯を

削るというのはちょっと抵抗ありますよね。

抜けてしまった、周囲は触りたくない

こんな場合はインプラントは選択として

とてもいいと思います。

なくなった部分だけを周囲を傷つけずに

補う、理想です。

ただ根が折れてしまうような状態の場合

その周囲の歯も結構治療していることが多い

です。

こんな場合であればそこに入っている

銀歯を生かしてただただ銀歯を外して

その歯を回転予防に使うというのも一興です。

外すことに対して歯に全くダメージがないかと

いうと、あるかと思いますが

それでも最小のダメージで安定を得ることが

できます。

トラブルが起こったら最小の被害で止める。

日常でも似たよなことが起こりますよね。

それと同じかと思います。

ケイス バイ ケイスですが

できるのであれば優先順位の高い選択肢

かと思います。

ご参考までに

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