乳歯の生え変わりがこじれると。。。
乳歯から永久歯に生え変わることは
生理的なことです。
生理的なことは自然な事で
この自然な事がこじれると厄介な事があります
。
当たり前の事が当たり前にならない時って結構大変ですよね
乳歯も同じです。
ただ乳歯の場合は大事なのは刺激です。
噛むという刺激が。。。。それも十分なです。
つまり
乳歯が生えてから生え変わりまでの間に育った噛むための筋力が
乳歯の生え変わりを促してくれます。
生え変わり時にうまく乳歯が抜けない場合
明らかな筋力不足です。
食事が柔らかすぎる
噛む回数が少ないなどの要因が考えられます。
おおよそになりますが
戦前の1回の食事あたりの噛む回数は1500回
戦後は800回だそうです。
1食700回少ないと1日2100回少なく
年間770000回3歳頃に乳歯は生え揃いって
乳歯交換が始まるのが早い子は6歳頃ですので
ここまでで2300000回違います。
ここまで違えば大きく変わる気がしますよね?
それに伴い顎の発達なども関わります。
これらは当たり前の反応ですので
この3年間の違いは中々取り戻せません。
またそこには成長もあいまっているので本当に取り戻すのは大変です。
噛むということはいいことです。
鍛えるという意味も込めてよく噛む事が必要な食事をすることは極めて重要です。
2020.07.16 小児歯科