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マウスピース作成下準備

マウスピースは形を取って作成し

使う、それだけではありません。

まずマウスピース使用の意味を

確認しておく事が肝要です。

意味は単純で歯牙への負荷軽減です。

もしくは、歯を支える骨への負荷を

軽減する事が目的です。

決して歯ぎしり、食いしばりの

減少を目的とする訳ではありません。

風邪をひいいた場合の咳止めです。

風邪が治る訳ではありません。

この認識重要です。

また、マウスピース作成については

現在の口腔内の状態把握も大切です。

ある程度は口腔内衛生が保たれているか

汚れが多く歯の間に食べカスがぎっしり

入っている状態では

使用を推奨できません。

むし歯誘発につながるだけです。

歯ぎしりでの歯牙負荷を軽減しても

むし歯を作ってしまっては

元も子もありませんありません。

こんな場合に必要なのはまず

ブラッシングの改善です。

他にも

むし歯がないかをチェックする事も

必要です。

むし歯がある状態でのマウスピース使用は

むし歯の進行につながる可能性大で

もしむし歯により歯がかけたら

マウスピースが使用できません。

他にも骨の形によっては

歯ぎしり食いしばりによる過度な力に

より、さらに歯を支える

骨が溶けてしまう事もあります。

それを把握しておきマウスピース使用後

その効果を評価する事も必要です。

マウスピースはただ使用するだけではなく

使用による効果評価

使用継続の効果の有無をチェック

する事も大事です。

歯ぎしりの自覚があるからとりあえず

もいいかと思いますが

使うだけでは何も解決しません。

ただ使って、歯への負荷を軽減する

に止まります。

無意味ではありませんが

効果半減です。

せっかくマウスピースを作るからには

きっちり使い切る事が必要です。

とりあえずマウスピースは

問題の先送りと同じです。

先送りで時間を稼ぎ根本的に対処する方法

を探るのはありだと思いますが

ただ先送りしても生涯マウスピースを

使用する訳にも行きません。

ただ使うだけであれば

半年程度の歯への負担軽減を

行うだけであまり大きな効果は期待

できません。

まるで料理みたいですね。

マウスピースは最後の炒めるなどの

火を通す作業です。

きっちりとした下準備があってこそ

火を通すだけで美味しい料理が

できるのと同じです。

料理はあまりわかりませんが

ご参考までに。