むし歯が神経に及ぶと神経は、、、
むし歯が神経に及ぶと痛くなる、もしくはしみるなどは結構イメージしやすいと思います。
では、痛くなる神経はどうなっているのか。
この辺りはなかなかイメージしずらいかと思います。
ではまず、健全な神経の場合はどうかというとプルンとしていてあまり出血はありません。
器具で神経を取るとピローんと取れてきます。身近なものでいうとイカソーメンみたいな感じでしょうか。
大人で見ることはほとんとありませんが子供場合前歯を打ってしまって歯が折れてしまった場合などは
時々見かけます。子供は神経が大きくしっかりしており、折ってしまったので急に神経が露出し神経に細菌が
感染する暇もないのでほとんど健全な神経が見られます。
というのが健全な神経です。
一方、むし歯菌が神経に及ぶとどうなるか。
まず神経が腫れてしまい触ると血だらけになります。神経を取ろうと器具を神経に引っ掛けると
ブワーっと出血します。歯の表面を覆い神経が入っている管が見えなくなるくらいになり
さらに歯から血が溢れ出す様になります。
神経をしっかり取り切るまで血は止まらず、とめどなく出てきます。
また、神経はグズグズになり取ろうとするとちぎれ、取ろうとするとちぎれます。
もう掻き出すしかありません。もうその時は血に塗れた痛んだイカソーメンという感じです。
神経処置を受ける場合は結構時間がかかります。あーこんな感じなのかとイメージしていただくと
安心して処置を受けていただけるのかなと思います。
鎌倉市 大船 歯科 歯医者
くり歯科クリニック