知らず知らずに根が化膿している。
普通はむし歯が神経に及んで、神経が死んでしまい、強い痛みの後、根が化膿します。
ですが時として明らかなむし歯がなく神経が死んでしまうことがあります。
その際に強い痛みを伴わず、ちょっとしみるかな、時々違和感、痛みがるかななんて症状で
神経が死んでいくこともあります。
むし歯が原因であれば大きな穴が開きベロで触ればわかる、物がたくさん詰まるのでわかる
という様に実感することができます
ですが、強いかみ合わせ、長時間の噛み締め、詰め物の周囲からの辺縁漏洩などにより
強い痛みを伴うことなく神経が死んでしまうことがあり、こんな場合は突然噛むと痛い
どこが痛いかと考えた時に、ここです、ということができます。
これが根の化膿している時の特徴の一つです。
この時レントゲンをとって初めて根が化膿していることを見つけることができます。
根が化膿する場合は必ず神経が死んで、もしくは大部分が死んでからになります。
神経が死ぬためには細菌感染必要です。
また、この辺りは諸説あるので何とも言えませんが長時間の圧迫により神経が死滅してしまうこともある様です。
神経が死んでしまう場合はなかなかれんとげんではっきり見つけることができません。
場合によってはきっちり症状が出るまで待つ必要があることもあります。
前述しましたが根が化膿するとここと言えますが、神経が痛んでいる場合はこの辺とか右下の顎が、左が痛い
の様に痛みの震源地が定まらないことも往々にしてあります。
舌側に、上顎の中心などにに骨の膨らみがある場合は一度歯ぎしりや食いしばりを疑ってチェックしてみるのも
一興かと思います。
ご参考までに
鎌倉市 大船 歯科 歯医者
くり歯科クリニック
2022.01.26 むし歯根の治療歯ぎしり、食いしばり知覚過敏神経処置