銀歯の場合

銀歯は接着剤で歯に銀歯を接着します。

処置後は接着剤の硬化を待つため３０分飲食しない様にすることが

必要です。

できれば２時間待つとさらに良いです。

注意事項とすると銀歯を入れた後知覚過敏が生じることがありますが

これは時間と共に改善していきます。

もし、知覚過敏が増強する様であれば神経処置が必要に

なることもあります。

特にむし歯が大きく神経に近接している場合は

起きやすいです。

レジンの場合

レジンは光硬化タイプであり硬化したら即飲食できます。

知覚過敏については銀歯に比べ起こりにくいです。

要因は銀歯に比べて熱伝導性が低いことによります。

長期的な注意点とすると歯ぎしりのある人は摩耗しやすく

痛みがないからと長期に放置すると噛み合わせが変わってしまう

ことがあります。

むし歯治療後は特にレジンについては定期的にチェックすることが

大切です。

レジンは摩耗したり欠けても修繕することがほとんどの場合可能です。

ただ、タイミングが重要で、このタイミングを逸さないことが

必要です。

むし歯治療後は治ったと考えがちですがチェック、メインテナンスは

必要です。

車の車検と似ています。

走れる、困らないでもチェックは必要です。

オイル交換などは際たるもので安全に運転するためには

問題なくても一定数走ったら交換が必要です。

皮膚などは治れば終わりですがそれは新陳代謝が起こり

常に皮膚は生まれ変わっています。

でも歯は違います。

治った直後が最良でその後はスピードの違いはあれど劣化の

一途をたどります。

新陳代謝がないからです。

オートでやってくれる皮膚とは違い歯は意識的チェックが必要です。

ご参考までに。