歯周病とクリーニング
歯周病の原因は
歯茎の中のプラーク内にいる細菌です。
歯肉内にこの細菌がいれば必ず
歯周病になるかというと
そうではありません。
歯周病になる前にはその前段の
歯肉炎という状態が必要です。
これは歯周病とは明確に違います。
歯肉炎は歯周病と違い
歯の周りの”骨”が溶けることはありません。
汚れを取ればすぐ後戻りができます
この辺りが大きな違いとなります。
歯肉炎は体の汚れみたいなものでしょうか
例えば
汗臭いなと思ったらお風呂に入れば改善
しますよね。
でも
日中一生懸命仕事したり遊んだりすると
この時期特に汗臭くなったりしますよね。
でお風呂入ってリセットです。
その時体に傷が残ったり
汗臭さが取れなかったりしませんよね。
綺麗に元の体に戻ります。
歯肉炎も似ています。
歯肉が腫れ歯肉炎になっても
汚れが取れれば元の健康な歯肉に戻ります。
そして
この歯肉の腫れの状態が数ヶ月から数年
続きさらに感受性があると
歯周病に移行します。
この感受性は様々ありますが。
この歯肉が腫れている状態で対処するのが
楽で簡単で体の組織の破壊もなく
とてもいいです。
そのベースが毎日の歯磨きと
時々のクリーニングです。
歯周病になったらクリーニングでは治りません
ご参考までに
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