乳歯の交換がうまくいかない
乳歯の交換、要は生え変わりです。
基本的には永久歯が迫り上がってくるとくると
自然と乳歯が抜け落ちて生え変わります。
ただこの場合はしっかりとした噛むという刺激
が必要で刺激がない場合うまく生え変わらず
乳歯が遅くまで残る乳歯晩期残存
という状態になることがあります。
この状態は特に下顎の前歯に起こる
2枚歯とは違い歯の向きがとかではなく
刺激不足です。
自然に生え変わるとしましたが、
自然とはしっかり噛むというのも自然な物です
かみ合わせによりうまくかめない、
うまく刺激が加わらないのであれば
これは不自然なことで
この場合はしっかりかみ合わせを調整し
自然な刺激が歯に加わる様整えることが
肝要となります。
矯正により歯並びを整えることも一つです。
しっかり噛めない要因は
幼少期の癖
噛み方などの要因により
顎に十分な刺激が加わらず十分な発達が
なかったことと思われます。
今、乳歯の交換がうまくいかないという現象
は実はその要因はずっと前からあった
ということです。
ご参考までに
2022.03.29 小児歯科