短期に歯が悪くなる場合
数ヶ月程度で根の化膿が
大きくなることがあります。
数ヶ月前には化膿している感じはない。
歯の表面に目立ったむし歯はない。
でも数ヶ月経ったら歯が揺れ始め、
噛むと痛い、レントゲンで確認すると
根の先端周囲の骨が
溶けている。それも大きく。
そんなことも時々起きます。
過度な負荷、かみ合わせ、免疫力の問題など
により急速に進むと思われます。
根の化膿の場合歯の表面に目立ったむし歯が
なくても歯の表面の細かな亀裂などから
細菌が侵入することがあり
神経に細菌感染が起こることがありますが
残念ながらこの状態は肉眼的に確認することは
非常に難しく
化膿性していまって症状が出て初めて
逆算的に亀裂が原因かもしれないと
推察できるだけです。
歯ぎしりや食いしばり、
歯の不足によるかみ合わせ不和、
その不和による過大な噛む力の一極集中、
それに伴う
過大な負荷等は即効性はないにしても
ゆっくり確実に神経を痛める方向に
向かいます。
昨今ストレスフルな生活が続いていますよね。
歯の少なくなってしまった方は
全体チェックをしてその兆候がないか、
兆候があれば力の分散を計る様に
マウスピースを使ってみるのも
一興かもしてません。
神経にはこれ以上いくとダメという
デッドラインがあります。
発見した段階でこのデッドを
超えてしまっている
可能性もあります。
でも希望を持って力のコントロールを行うのも
良いかと思います。
ご参考までに
2022.03.10 根の治療歯ぎしり、食いしばり