詰め物の合いが悪くしみることもあります
噛む面に例えばレジンを充填した場合
時間が経つと隙間が空いてしまうことがあります。
そうなりますと、隙間直下の部分に冷たいなどの刺激が加わり染みます。
ですがこの様な刺激が続くと刺激による電気的反応が場所を超えて違う部位に飛んでいくことがあります
そうなると、発生源は詰め物の隙間直下であるにもかかわらず歯と歯茎の際がしみることがあります。
本来では関係ない歯茎の際の神経が強く発火し通常無視する様な刺激に対して過剰に反応してしまい
しみる、知覚過敏が発生することがあります。
なのでこの部分をコートすると症状は和らぎますが根本解決にはなりにくいです。
この様な状態では古くなり隙間のできたレジンを再充填、もしくはリタッチすることでこの隙間が閉鎖されれば
歯と歯茎の間の知覚過敏も治る事例もあります。
しみている部分と、詰め直す、もしくは修繕する部分が違うにもかかわらず知覚過敏が治ることがあります。
知覚過敏は結構厄介な状態、症状です。
場合によっては不安などの精神的なものの可能性もあります。
また、知覚過敏は基本的には自然治癒します。おおよそ2週間程度で治ります。
しみてしまうので嫌ですがしっかり歯ブラシをして綺麗にしておくと治りは促されやすく
さらに、表面がブラシで擦れることで滑沢になり治りやすくなります。
身近なところでイメージすると、年季が入ってお掃除が行き届いている古民家やお店。
京都のお寺なんかイメージすると実感湧きやすかと思いますが、お寺であれば床ですね。
もう何百年も経っているのい毎日しっかりお掃除されており床も拭かれており表面ツルツルですよね。
古いのはわかりますが、とっても清潔感ありますよね。
そんな感じのツルツルの状態をしみる部分に再現できれば知覚過敏は治ります。
ですが、過度なブラシ圧が要因だとすると、歯の表面が毎日2回程度番手の細かいやすりで磨かれている
削られているのでなかなか治りません。コートしても、コート部分が再度削れ、再度知覚過敏が生じます。
最近では口腔内の3代疾患などと言われ
むし歯
歯周病
知覚過敏
などと言われてきております。
それだけ知覚過敏は厄介な症状です。