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噛むと痛いことがあります。

噛むと痛い。要因は様々あります。余談ですが噛むと痛いのは噛んだ時に歯応えいいなとか

あさりの砂利を噛んでうぇ〜ってなる時に感じる歯根膜が要因となることが多いです。

噛むときのセンサーが、例えば根の先端が化膿した時に鋭敏に反応して痛みを感じます。

歯周病で骨が溶け歯がグラグラになったときに過剰な力が(グラグラな歯にとって)痛みを感じます。

なのでこの痛みは悪いもの、過剰なものを痛みとして感じます。

これがよくある噛むと痛い場合です。

ただ、噛むと痛いについては他の場合もあります。

そんな場合は歯にヒビが入っている場合です。この場合は普段はいたくありません。

腫れもしません。でも噛んで負荷がかかると痛みが出ます。厄介なことに歯にかかる力の方向が問題になります。

要は歯に入ったヒビが開く様な負荷がかかるとピキぃ〜と痛みが走ります。

同じ食材を食べても噛む場所によって痛みに違いがあります。

健全な神経の残った歯はヒビが入り、負荷がかかりこのヒビが開く様な力がかかると鋭利な、瞬間的痛みが走ります。

改善方法はヒビを除去しできれば痛みは改善しますが、このヒビなかなか目で確認することができません。

ここにヒビがあるよと分かれば改善は容易です。歯には無数のヒビ様のものが多いです。

成長線と言われるものもあれば、無症状のヒビもあったりと結構厄介です。

最悪歯を削って被せて仕舞えばいいのですが、通常の歯であれば削合量が多くなります。

さらに神経のある歯を削ると時としてゆっくりと歯が失活していくことがあります。

ですので短期で見れば被せることは良いのですが、長期に(10年程度)でみるとなかなか両手を上げていいとは言えません。

じゃぁヒビが入っているから割れるまで待てばと言うこともありますがこのヒビ伝いに細菌が神経に及んでしまうことがあります。

こうなると神経を除去する必要が出てきます。

本末転倒です。

歯のヒビ結構厄介で時間がかかることが多いです。

単発の解決はサイコロと同じです。パッと解決できることもありますが、これは本当にラッキーです。

ガバッと被せれば猫も杓子も解決できるかと思いますが、一時的な可能性も高いです。

時間はかかるかもしれませんがしっかり確認して最小の的確な処置ができればこの辺りのリスクは大きく下げられ

引いいては、歯の持ちの向上につながります。

可能な限り触らずに、削らずに、神経に刺激を加えずに解決することが良いかと思います。

面倒臭い、早く、すぐにであれば神経とってしまえば早期解決です。時限的になてしまうこともありますが。

特にこんな様なsensitiveな場合はちょっと厄介なんだなと思ってもらうと良いかと思います。

鎌倉市 大船 歯科 歯医者 くり歯科クリニック