歯周病を治すにおいて一番大事なのは。。。
歯肉の中の清掃です。
歯肉縁下(歯肉の中)のデブライトメントなどと言われます。
内容は先のものとほぼ同じと思ってもらっていいです。
歯肉の中の汚れが綺麗になりそれが維持できれば歯周病は改善します。
これ容易にできるかと言うとそうではありません。
まず、綺麗にすることは当然ですが次汚れがつきにくい様にしなければなりません。
そのためには、歯肉内の根にこびりついた歯石を取る必要があります。
この歯石は血液由来で肉眼で確認できる白っぽい歯石とは違い黒っぽく、硬いです。
歯肉縁下の歯石を取る理由は歯肉内の環境改善です。歯石はザラつき汚れが付きやすく取れにくいので
歯石を取って根の表面を滑らかにすることが大切です。
取った後はその後歯肉縁下に汚れが再度つかない様に維持することが大事です。
また汚れが残ってしまい約2週間で縁下に汚れはつき始めます。
歯ブラシ等で綺麗な状態を維持し時々縁下を綺麗に維持し続けて歯肉は治ってきます。
ただ
個人の感受性、菌のバランス、抗体の種類、量などなど発生には複雑な要因があります。
一筋縄にはいかないのが歯周病です。
美容院、床屋と同じ様に時々行って整理すると同じ様なものと思っていただけると良いかと思います。
2022.02.02 歯周病