歯と歯茎の際、人によっては良く見ると欠けていることがります　

場合によっては歯茎の際のところでえぐれている場合もありますが原因が違いますので

今回は欠けです。

形状とすると斧で切った様にくの字に欠けていることが多く、その原因は過度な咬合圧です

歯ぎしり、食いしばりのある方は結構自身の歯に歯に散見されるかと思います

症状として知覚過敏が発症していることもありこのことで何だろう？と自覚することもあります

この知覚過敏についても強いものから弱いものまでその症状の強さも様々です

気づかないうちになんてことも多いです

処置とすると基本的にはレジン充填となりますが

充填理由は欠けてしまうと歯の内部である象牙質が露出します。

欠けて知覚過敏が発症すると外界からの刺激を遮断するためにレジン充填、コーティングを行います

症状がない場合もレジン充填を行うこともありますが、フッ素塗布、食生活の見直しを行います

この際のレジン充填は象牙質表面を多い外界と触れない様にしむし歯予防をします

フッ素と塗布、食生活の見直しによりむし歯予防をします

では何故むし歯予防をするのか？

それは象牙質が酸に対して弱くむし歯になりやすいからです

基本的にはむし歯を作るためには強い酸が必要です。この酸を作るためにはミュータンス菌、ラクトバシラス菌が

必要です。これらの菌が作る強酸がないとエナメル質が溶かせません

では象牙質はどうかというと、口腔内にいる他の雑菌も酸を作るものもありますがそれらの作る

弱酸で象牙質は溶けてしまいます。ですから通常のむし歯予防以上に歯質の強化が必要です

食生活の見直しは食べ方が悪いと菌の作る酸が長く作用してしまうのでむし歯予防の観点から必要となります

ではレジンで埋めた場合これで完結か？というとそうではなく経時的に歯とレジンの間にギャップができやすいです

要因は前述の過度な咬合圧です。レジン充填についてはあくまで対処療法となります。

根本原因は過度な咬合圧でありますから、これがなくならない限り長期安定はなかなか難しいです。

充填しても歯とレジンの間に褐線ができたり辺縁漏洩によりむし歯発生となることもあります

そうなると根本治療は過度な咬合圧の除去となります

こんな病名ありませんが、過度咬合圧症の波及としてくさび状欠損、それに伴う不快症状、むし歯リスクアップ

が生じます。

風邪引いで、咳が止まらなくて胸が痛いとか、周囲筋肉が痛くなるみたいなものでしょうか。

咳止めても、風邪が治らなければまたいつか咳は出ますので胸、筋肉の痛みが生じます

過度咬合圧症はなかなか治すのは難しいですが、これが根本原因なら可能な限り治す様心がけることが大事です

治すためには自身での注意と継続したチェック、治したいという強い意思が必要となり

一朝一夕では何ともなりません。治すのが大変だからこそ、効果抜群です

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