ブログ

『抜歯』条件と改善、予防

 

抜歯は手段で目的は生活の改善、予防です

 

☑︎抜歯適応となる場合

  • – 破折
  • – 歯に被せ物をするだけの余力がない
  • – 重度歯周病による歯のぐらつき
  • – 入れ歯、ブリッジの設計の為の抜歯
  • – 周囲への歯の悪影響の阻止
  • – 口腔内の環境改善

 

☑︎抜歯しなかった場合

  • – 破折により突発の化膿による痛み、腫れのリスク高まる
  • – 歯のぐらつきにより噛めない、痛い、食事に差し支える
  • – 適切な入れ歯、ブリッジの設計ができなくて不安定な処置になる
  • – 悪くなった歯を残すことで周囲の歯を支える骨の喪失
  • – 歯並びが悪いなどの悪い環境の為むし歯、歯周病のリスク高まる

 

☑︎抜歯により得られるもの

    • – 痛くなく噛める
    • – 不快感なく噛める
    • – 周囲への影響がなくなる
    • – 見た目が良くなる
    • – 歯磨きしやすくなる
    • – 長期安定がより達成しやすくなる

 

☑︎健全な歯を抜くこともあります。

矯正治療でも開始の年齢や歯並びによっては抜歯をします

矯正治療の場合の抜歯も目的ではなく手段です
目的はスペースメイク
歯が混み合っており、顎の成長も期待できない、綺麗に並べる隙間がない
抜歯をすることで歯1本で約7mm程度のスペースを作ることができます
隙間があれば歯を綺麗に並べることができます
抜歯はどこでもいいわけではなくゴールから逆算して効率的な場所に限定されます
矯正治療に付随する抜歯についてはネガティブなイメージは少ないかと思います
矯正治療をしようと思って抜歯があるから矯正をやめようという判断は少ないかと思います
ゴールが綺麗な歯並びと強く認識しその手段として落とし込めているのではないかと思います



☑︎抜歯は口の中の断捨離

断捨離はものを捨てることが目的でしょうか?
物を捨てて生活向上が断捨離ではないでしょか
捨てるのは手段で捨てることで

      • – 生活が身軽になる
      • – 掃除がしやすくなる
      • – 部屋が広くなる
      • – 浪費が減ったり、貯金ができる

という感じでしょうか

付随して物を探す時間が減る、着る洋服に悩む時が減るなどもあるかと思います
これらを通じで生活の質を向上させようとするのが目的かと思います

断捨離により生活の質が向上すればいいなという意識があり捨てることに抵抗が少なくなるかと思います
本当は捨てたくないけど…

      • – 触ってみてときめかない
      • – 数年来使っていない
      • – 他にも同じ機能を持ったものがある

などの検査を受けて捨てます
なんでも目についいたものを捨てるわけではなく、
例えば大事な洗濯機を捨ててしまうと日常が不便になり生活の質は下がってしまうかと思います
その後の生活の状態を想像して捨てます
生活向上のために捨てますが捨てることで生活の質が低下してしまったら本末転倒です

抜歯もこんなイメージを持つと処置が受けやすくなるかと思います

    • 鎌倉市 大船 歯科 歯医者 くり歯科クリニック