レジンで修復すると痛くなることも
むし歯をとり
大きな穴があいた場合基本的には
インレーになります
ただ時として
レジンで充填することもあります
こんな場合の注意は
痛みが出る可能性を考慮する
ということです
では何故痛みが出るかというと
レジンは効果時重合収縮を起こします
この収縮時に歯の表面を引っ張り
これが痛みの原因です
なので痛みが出ない様にするために
ちょっとずつ充填します(積層充填)
ちょっと充填し固めます
さらに重ねて
出来上がり
このことにより
重合収縮量を少なくすることができ
疼痛の出現リスクを下げることができます
また
レジンは光で固めるので
あまり一度にたくさん充填すると
光が深部に届かず重合不全になり
強度も落ちます
なのでレジン充填は
時間がかかります
では積層充填をすれば疼痛は
100%起こらないかというと
そうではありません
レジン修復のリスクです
頻度については不明な様ですが
車の運転と同じ様なところがあり
もらい事故は防ごうと思っても防げません
事故を起こしてしまうこともあります
これはどんなに注意しても
車に乗る以上必ず発生するリスクです
でも
滅多に起こりませんよね
そんな感じです
2021.08.30 むし歯