継続の重要性。環境が変われば変わります。
朱に交わらば朱に染まる
良い意味か悪いかは分かりませんが
要は環境が変われば影響を受けるということだと思います
口の中も似た様なところがあり
口腔衛生が改善すると全体の状態がよくなります
歯周病治療のセオリーとして
処置を行う際全体の状態を評価し
どこが良く
どこが悪いか
を判断しますが
初回に手をつけるのは少し悪いところです
この少し悪いところは治りがよく
ここを改善し良好にするとその影響が口全体に広がり
口腔内の状態の底上げに繋がり
悪いところも処置をしなくても少し良くなります
そうすると処置も比較的様になり治療期間の短縮にも繋がります
また
口腔内にバイオフィルムが多くヌメヌメした状態が継続してくと
環境が悪いので治りを促すことはありません
環境は即変わるものではなく時間がかかります
なのでこのバイオフィルムが少ない状態をとなり
少ない状態が維持できれば環境が変わり歯肉も反応しプラークがつきにく状態になり
環境の改善が行いやすくなり
環境が変われば良いサイクルになり衛生も向上し
歯周病も治りやすくなります
2021.03.28 歯周病