染めて取って染めて
むし歯治療の基本です。
レントゲン取って
大きさ部位確認して
麻酔を掛けて
穴を開けて
むし歯が露出したら
むし歯を染めて、染まった部位を取って
取りきれたら樹脂を詰めて終了です。
この際、途中で機械が変わります
なぜ?
役割が違うからです
歯はエナメル質、象牙質の二つで構成されており
硬さが違います。
硬さが違えば使う機械も変わります。
エナメル質・・・硬いです
ホント硬いです
これを削る際の機械はナイフのようなもので
高回転でサクサク削ります。
これで象牙質を削ると・・・・削れ過ぎてしまいます。
象牙質はエナメル質に比べ柔らかいので
少し削れにくい機械に変えます。
この機械ではエナメル質はほとんど削れません。
象牙質についても削れは悪く
主に削れるのはむし歯に冒された象牙質
軟化象牙質がよく削れます。
健康な象牙質はそこまで削れません
これで最小限の削りでむし歯を取りきれます。
この軟化象牙質がよく削れる機械のネガティブなところは
振動、響きが強いところです。
要因はパワーがあり低回転なところです。
マニュアル車で言えば1速もしかは2速というところでしょうか?
パワーあるけど早くは走らない。
5速早いけどパワーがない。
トルクなどと表現すると少し専門的ででしょうか?
2020.09.25 むし歯