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歯肉切ってみた

歯肉を切った方が良い場合がいくつかあります

 

 

一つ目は

歯肉の増殖があり根っこの一部を歯肉が覆ってしまっている場合です

なぜ切るのか?

 

 

 

それは型が綺麗に取れないからです。

 

型取りの場合最重要なのは歯や根っこの形をしっかり取ることです

 

そこに歯肉が覆ってしまうことは

かっこよく言えば

必要なデータにノイズが入ってしまった状態です。

 

こんな場合は歯肉を切りノイズを取り除き

ピュアなデータを取ることが大切です。

 

ただ

 

切ったら切ったで出血という新しいノイズが入り

止血も必要になります。

 

唾液もノイズになります。

 

少しノイズという言葉が気に入ってしまいました笑

 

もう一つの場合は

 

歯肉が膨らんでしまい

被せ物の縁の型がよく取れない場合です。

 

被せ物は縁の合いがとても大事でここの型を取るために歯肉を

どける必要があります。

 

歯肉を切った場合は完全に治るまで待つことが必要で

時には糸で縫うこともあり

次の処置を行うまで1〜2週間程度待つことが必要になります。

 

しっかり処置し待つと歯肉からの出血なし

もしくは

かなり少ない状態になります。

 

歯肉の形を整えることは

料理でいうと出汁でしょうか?

ここを怠ると

全てが台無しになってしまうこともあるかと思います。

盛り付けや見た目は綺麗にすることは可能でも

食べたら。。。

という感じでしょうか?

 

 

少し時間のかかる処置ですが非常に重要です。

 

 

大船の歯科 歯医者 くり歯科クリニック