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10年がかりの変化は。。。

10年長い時間ですよね。

赤ちゃんが小学4年生になるまでの時間です

長い間に起こった

チョコチョコとした歯周病やむし歯等により

もしくは歯の喪失により

じっくり時間をかけて

悪い意味で変化してしまった口の中は

パパパッと元に戻ることはありませんし

よくなることもありません。

もしかすると全く元に戻ることはないかも

しれません。

このような場合に治療して

あー良くなったなと感じたのは

体がこの位ならいいかと許容してくれる範囲

に収まっているだけで完全な復元では

ない可能性が高いです。

長い時間の変化というのは結構厄介で

例えば糖尿病

昨日ガッツリ食べちゃったから糖尿になっちゃったよ。

って話は聞かないと思います。

長い時間ちょっとずつ食べすぎて

ちょっとずつ悪くなり

本当に悪くなってしまうともう後戻りが

難しいという状態になってしまいます。

昨日今日、1年、2年での変化ではなく

10年単位の変化にはちょっと厄介なところも

あります。

それは老いです。

口腔内でいうのであれば歯の挺出と言われる

歯の伸び

歯が全体的に前に寄ってきてしまう近心移動

近心傾斜

このようなところは口の中の老いです。

ただゆっくり壊れるだけではなく

それに付随した生理的変化もあります。

糖尿病も若年性などと言われるように

年若の糖尿病は少ないかと思います。

糖尿については高血糖が持続するという

時間が発症要因か

老いにより代謝の低下によるエネルギーの

余剰か

遺伝によるか

複合かは不勉強でわかりませんが

時間が要因になっていることは間違いないかと

思います。

悪い方向へのちょっとずつの時間をかけた

変化は結構厄介です。

そこには慣れもあります。

猫背の方は猫背に慣れてしまい

背筋を伸ばす状態は異常であり

きついかと思います。

でも、背筋を伸ばした状態が体の構造的に

良さそうですよね。

今、困らない

治すときつい

だからちょっとずつ悪くなった今に合わせる

というのは違いますよね。

きつくても乗り越えた先にある良い状態

に向けて頑張ってみるのも一興かと思います。

口がポカンと開いてしまう癖を持っている方

ムッと結んでみてください

多分長期にな結べません。

でも口は結んでいるのが正しく

ポカンと開いているのは異常です。

結ぶ習慣のある方は頑張って結んでいる

のでしょうか?

違います。

正しい状態で安定しているだけです。

自然と身につけているのできつくはありません

ポカンと開いてしまっている方は

正しくする為には努力が必要です。

要はリハビリです。

リハビリが楽だったという話は聞きませんよね

似ています。

徒然なる文章になってしまったので

ご参考までに

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