神経治療の経過
むし歯が深い場合
知覚過敏から痛みが増強した場合
など
神経を取らないと痛みが治らないこともあります。
この際は神経を取ることになるのですが
神経は薬にて活動を停止させる事ができます。
この薬で痛み自体はほぼ取り除く事ができます。
痛みが取れた後は神経の中の清掃、消毒
後は神経の管の成形です。
この成形にはいくつかの意味があります。
最終的にはゴム状の薬を詰め処置が終了しますが
その際の詰めやすい形作り。
神経の管の表面に着いた神経のカスの清掃。
神経は活動を停止するとただの肉の塊になってしまい細菌繁殖の
温床となるのでその消毒。
などです。
大概の場合
ゴム状の薬を入れるための成形を行うと
痛みはなくなり 神経の管の清掃、消毒は終わります。
神経の管は複雑であったり
曲がっていたりして成形に時間がかかることも多いです。
神経処置にならないようにしておく事が
時間もかからず
神経も取らないで済むので良いのではないでしょうか?
2020.07.05 根の治療