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神経ギリギリのむし歯は厄介です

神経ギリギリのむし歯、取り切ると神経出てしまう。

痛みはない。

どうしましょう?

むし歯は悪ですからたとえ神経が出てしまっても取り切る必要があるでしょうか?

ここ難しいですよね。

この様な状態でただむし歯部分を綺麗にして仮埋めしていた場合、約3年神経が生きたままというデータがあります

ちなみにこのデータは乳歯の場合です。

永久歯であれば4年弱問題なく過ごしています。

症状のない深いむし歯どうするかは本当に難しいです。このデータでは全てうまくいっていますが

果たして万人に当てはまるかというとちょっと疑問ですね。

また、1本のむし歯の神経を残すために長期間待つことができるでしょうか?

待つとナルト処置からの離脱率は高くなります。パッとやってパッと解決をするのであれば

神経処置が早いです。神経はうまく促せば歯の一部を作ってくれます。症状がなくても細菌感染が神経にないことの

証明にはなりません。

なので歯の一部を作ってくれるまで待たないといけませんし、細菌感染による症状が本当にないか

確認してからでないと先にはすすめません。

年単位で時間が経つとやっぱり神経処置になることがあります。

なのでお勧めは、一旦神経を残すことを諦めダメもとで神経を残す様に処置する。

これで長期安定ができれば超ラッキー

神経をとるタイミングを数年ずらせたのであればラッキー

神経とることになってもまぁ思った通りだよね

という覚悟を決めておけば良いかと思います。

歯科処置全般に言えることですが必ず、絶対はありません。

最悪こうなるのねと理解してうまくいくといいなと処置に向かい合ってもらうと良いかと思います。

ご参考までに

鎌倉市 大船 歯科 歯医者 くり歯科クリニック