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神経を取った歯

神経を

取った     または     死んだ

歯は経年的に透明感がなくなります。

よく見られるのは歯の黒ずみです。

歯の神経は歯髄(しずい)と呼ばれ

神経を抜く事を

歯髄を抜くと書いて抜髄(ばつずい)

いいます。

抜髄後歯は黒ずんでしまい機能は問題

なくても見た目が悪くなります。

また子供に多いですが

特に前歯を強打して

神経が死んでしまう事もあります。

原因は強打ではありますが

むし歯菌が神経に感染して神経が

死んでしまう場合と

状態は同じです。

ただ

強打の場合

歯が痛みを伴って神経死ぬ事は

少なく

一方

むし歯菌感染で神経が死んだ場合

強い痛みを伴う事が多いです。

強打もむし歯菌感染も最終的には

神経が死ぬ事には変わらず

歯の黒ずみ、透明感の喪失は同じ

です。

神経が死んでしまう事は

活力を失うと書いて

失活(しっかつ)と呼ばれます。

神経の死んだ歯を失活歯といいます。

神経(歯髄)は歯の

最終防衛ラインで

むし歯によって出来た穴から入る細菌

を一手に引き受け

自身がら失活する事で菌かわ体の

中に入るのを防ぎます。

ただ

神経も死んでしまえばい

力を失い

死んだ神経を放置すると

根っこの先端を化膿させる原因となり

ます。

神経は痛いうちは細菌と戦い頑張って

いる状態で細菌を神経に留めて

くれています。

一概に全て正しいとは言えませんが

温かい物にしみ

そのシミが持続的であるなら

細菌ごと神経を取る事は仕方ない

と思われます。

大船の歯科歯医者 くり歯科クリニック