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神経が痛いと噛むと痛いの違い

神経が痛い場合は神経処置を行います。ざっくりではありますが神経を取り除き

その後薬が入りやすい形態に神経の管を整形します

一方噛むと痛い場合は基本的には神経処置後に起こることなので

処置は膿抜きと感染した根の部分の除去と薬が入りやすいように神経の管を

整形します

処置を受けている側とするとあまり大きな差は感じないかも知れません

針状のリーマー、ファイルと言われる処置で何となくゴリゴリと言う感じです

神経処置が必要となる場合の症状の特徴とすると痛みを感じる部位が

広かったり、痛みの発生源とは少し違ったりします

例えば、右上が痛い、左が痛い、(原因は上の歯にあるのに)下の歯が痛い

など広範囲に痛みを感じます。これが神経が痛んでしまった場合の症状です

根の化膿の場合の症状の特徴は噛むと痛いです

他にも冷たい物を含むと痛みが緩和する、心臓の鼓動の様な拍動痛

歯が浮いた感じ、歯が揺れるなどありますが

どこが痛いかと考えた時に、ココっと指差すことができます

この辺とか、右上とか痛みの部位が曖昧ではなく明確にここと示すことができます

神経が痛んでしまい我慢して放置すると一旦痛みは引きます

その後噛んで痛いと言う症状が発生します

その流れは

神経がやられているのでこの辺が痛いになります。痛みが強くないこともあり

何となく嫌だななんて思っていると痛みが引きます

痛みが引くのは神経が死んだからです

その後平穏な状態が続きますが時間がたとつ神経が死んだことにより根の先端に化膿が生じます

この段階で噛むと痛いとなります。

この状態は往々にして噛まなければ痛くありませんが時々膿が急速に拡大する時強い痛いを

伴います。この時などは冷やすと痛みが緩和しますがまた体温で温まると痛みが元に戻ります

歯が痛いと言う点では同じですが症状によって原因が異なります

できればしみる程度の時に状態のかくにんをすることが良いかと思います

あったかい物が長時間しみると言う状態になるとおそらく神経は死に始めています

鎌倉市 大船 歯科 歯医者 

くり歯科クリニック