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神経が半分生きていて化膿している歯の状態一例

レントゲンを取り

根っこの先端に三日月状の骨の溶けがある

歯を叩くと痛い

歯が揺れている

などの所見があると

根っこは化膿の可能性していると判断します

化膿の可能性。。。

もとい

化膿の一つの特徴とすると抗生物質が効きます。

一方

神経が死に始めているとむし歯独特の痛みがあり

痛みはこの辺んという広範囲な表現になります。

レントゲン上では神経に及ぶ黒いむし歯の進行があり

この辺りを持って神経が死に始めていると判断します。

時々

歯が揺れ

叩くと痛い

痛みが広範囲

抗生剤が効かない、または効きが弱い

レントゲン状明確な神経までのレントゲンの虫なの進行が確認できない

レントゲンの先端に黒い骨の溶けがある

など

複合的な状態を呈していることもあります。

この場合は

化膿と神経処置の両方が必要になり

神経を取り抗生剤を服用すると良いと思います。

複合的な状態の歯に穴を開け神経を取ろうとすると

往々にして血がにじみ出てきます。

ブワーっという感じで血が出ます

中に血がもしくは血膿、膿がたまり

歯の中の圧力が高まり痛みが増強されます。

中を洗浄 消毒し綺麗にし初回の処置は終了します。

血がブワーっと出てくるくらいカッカしているので

必要以上に触らず初回処置後は抗生剤で沈静化をはかるのが良いと思います。

処置後は稀に痛みが出ることがあり注意が必要です。

沈静化後は通常の根っこ治療と同じです。

くり歯科クリニック