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歯周病汚れ検査。PCR検査と言われます。

緊急事態宣言の延長も決まり

 

ニュースではPCR検査陽性と言う言葉は何度となく

 

耳にしたと思います

 

紛らわしくて申し訳ありませんが

 

違います

 

おそらく、このPCR検査は

 

ポリメラーゼ チェーン リアクション

 

の略と思います

 

今回のPCR検査は

 

プラーク コントロール レコード

 

です

 

歯科の場合は歯の際の汚れを記録し

 

歯周病治療

 

歯周病予防

 

に役立てるために用います

 

この検査は歯の際しか見ておらず

 

歯の溝に汚れがあったとしてもカウントされません

 

歯も溝の汚れは歯周病には無関係だからです

 

この汚れの検査を行うと

 

面白いことがわかります

 

それは

 

汚れが残っているところが必ずしも歯周病にはなっていない

 

と言うことです

 

歯周病は

 

場所

 

部位

 

などに特徴、傾向があり

 

また

 

歯周病になるためには感受性と言うのが必要になります

 

例として適切かわかませんが

 

昨今のコロナウイルス

 

感染したら即重症化するか

 

と言うとそうではありません

 

基礎疾患として糖尿病があるなどの場合は重症化しやすいようです

 

これは糖尿病がコロナへの感受性を高め重症化します

 

中にはコロナに感染しても無症状の場合もあります

 

これはコロナへの感受性が低いので重症化しないと思われます

 

これはあくまで例です

 

イメージとして捉えてもらえると良いかと思います

 

歯周病の感受性を高めるものとして最短で数時間から24時間程度

 

歯肉に歯垢がくっつき歯周病の手前の歯肉炎になると

 

歯垢は食いつきやすくなり歯周病リスクを高めます

 

他にも たばこ 入れ歯を支えるバネ 歯ぎしり etc

 

があります

 

ここまでお話をしてエッ?て感じですが

 

汚れが少なければ歯周病の予防には役立ちます

 

感受性も大事ですが

 

汚れの総量が少ないと言うのも重要ですが

 

じゃあどの位汚れがあると良くないかはわかっていません

 

多いからダメ

 

少ないからイイ

 

と言うのもなくまた個人差も大きいようです。

 

汚れが先か

 

感受性が先か

 

鶏と卵みたいですね

 

大船の歯科 歯医者 くり歯科クリニック