歯周病の進行を予防するための歯ブラシの役割
歯周病を治すには歯肉の上の汚れ(プラーク)をとることが必要です
歯磨きを一生懸命すれば治るかというと
治りません
歯磨きには歯周病予防にはできますが
治そうと思うと歯周病の原因が除去できず治し切ることは難しいです
口の中の衛生状態を良好に保つことは歯周病の進行を予防したり
減少させることはできます。
適切な歯磨き
2−3ヶ月に1回の歯石とり
を行うと数年間で歯周病の進行をほとんど抑えることができます
また
歯ブラシの欠点は歯と歯の間の面には届かないので
歯周病改善には効果が少ないです
歯周病は一般的に歯の間から発生します
ここの汚れが取りきれない以上歯ブラシが歯周病に最適かというと
疑問が残ります
歯ブラシについては様々デザインがありますが
特定のデザインが汚れ除去に優れているという根拠はありません
こんな形
こんな毛先
こんな毛の形
などはあまり関係ないようです。
歯ブラシには交換時期というのも大切です
どの位の時期で変えると良いかは明確にこの時期が良いというのは
なかなか難しいですが
月1回に代えておくと良いかと思います
あるデータによれば毛先の開いた歯ブラシは新品のものに比べ
40%汚れ除去能力が減少するそうです。
道具にはこだわった方が良いと思います
2021.01.11 歯周病