歯周病が治るとむし歯が増える
歯周病菌とむし歯菌はお互い拮抗関係にあり
片方が強ければ片方が弱い関係です
一例とするとこんな感じです
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よくコインの裏表なんて言われます
歯周病が強く歯肉からの出血があったり骨の溶けが確認されたり
場合によっては歯石だらけ歯がグラグラなんて状態
要は口の中が汚れまくっている状態ですね
当然汚れていればむし歯も多いだろうと推測されますが
こんな場合はホントむし歯少ないです
これ菌の拮抗関係のなせる技です
逆もまた然りで
口の中むし歯だらけ、歯がボロボロ、真っ黒、汚れだらけ
こんな口腔内の状態だと歯肉からの出血はあります
でも骨の溶けを顕著には認めません
出血があったとしても歯肉炎で止まっています
前述の強い歯周病、上記強いむし歯の場合も共通しているのは
汚れはたっぷりということです
なのに方や強い歯周病、方やむし歯だらけ
何が違うのか。。。菌です
こんな感じです
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菌も大変です
戦いに勝った方が口腔内の支配者となります
またこの戦い何かあると逆転することもあります
森林で言うと極相でしょうか
気が折れたり、山火事があったりすると環境が変わりまた違った植物が繁殖し
違った極相を迎えるかと思います
口腔細菌結構面白いですよ、時々愛おしくなりますww
鎌倉市 大船 歯科 歯医者
くり歯科クリニック