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歯ぎしりで歯が痛くなる場合の歯の特徴の一つ

歯ぎしり

原因は不明です

これが原因かもという可能性は示されていますが

いまだ確定的なものはありません

治療方法

これもまた

確定的なものはありません

犬歯を覆うようなスプリントを使用すると軽減るとか

自己暗示だとか

習慣だとか

様々こうしたら歯ぎしりが減弱したという報告はあります

しかし

これでOKというものはありません

対処とすると

基本的にはスプリントの使用になりますが

これは歯牙、歯周組織への負荷の軽減、保護のために行われ

治すものではありません

傷が痛い

バンドエイド貼れば治ったわけではないけど痛みが軽減した

これと同じです

前置きが長くなりましたが

疼痛出現の歯ぎしりの食いしばりの

歯の特徴とすると

歯の山が高く谷が深く山が急傾斜の場合に起こりやすくなります

このような状態たとお互いの歯がガッチリ噛み込んで

歯にロックがかかります

その条件下で顎が歯ぎしり運動しようとすると

全ての力が歯にかかります

歯ぎしり

キュッキュッ

と音がすることが多いですが

これは歯が擦れているからです

擦れているということはきついながらも滑っているということです

滑るということは力が逃げますので歯への負荷は軽減します

ハードタイプのスプリントはまさにこのような見地に立ったもので

歯の表面を単純化し歯より歯より圧倒的に柔らかい材質を用い

滑りやすく

滑りにくい場合は歯牙、歯周組織にダメージがいかないように

スプリントが壊れてくれて力を逃そうとします

方法論とすれば歯を削り形を単純化して改善するのもありですが

削ることは不可逆的な処置であり

可能な限り後回しにするべきです

どうしてもこれしかない

高確率で削ることでうまくいく

こんな場合は削ることもやぶさかではありません

歯ぎしり

本当むずかしです

ここからは

感想です

エビデンスはありませんが

昨今歯ぎしりを疑うような方が多いように感じます

歯が痛いがレントゲン問題なし

歯が揺れている

最近痛くなった

全体がしみる

この辺りが共通キーワードのように感じます

コロナ生活がボディーブローのように効いてきているのでしょうか?

緊張を強いられる生活

落ち着かない生活

禁止事項が多い生活

人はパンのみにあらず

でしょうか

文明が発達し便利になりましたが

昔の方と基本的には変わっていないように感じます

なんだか過去に答えがあるように感じます

大船の歯科 歯医者 くり歯科クリニック