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根の化膿、歯周病の合わせ技一本

根が化膿していると歯の周囲の骨が溶けます

歯周病であると基本的には歯の周囲の骨が

溶けます。

これが重なったら、、、

合わせ技一本です。

症状は

違和感程度から、排膿、出血、噛むと痛い

じっといていても痛い

など多岐に渡ります。

痛みが強ければまず薬で鎮静化させます。

その後どうするか

処置の第一選択肢は根の治療です。

根の化膿と歯周病の骨の溶けが合体して

しまう状態が合わせ技一本ですが

レントゲンでは歯の溶けを確認することが

できますが

どこまでが歯周病でどこまでが根の化膿か

わかりません。

ここで大事なのは根の化膿により

溶けた骨の部分は触ってはいけないと

言うことです。

根の可能で溶けた骨は根の膿抜きを行えば

そこの骨は戻ります。

歯周病は治療をしてもほとんどもどりません。

根の化膿が原因で骨が溶けた部分に

歯周病処置を行なってしまうと

本来戻るべき骨が戻らない可能性が高くなり

いたずらに歯の寿命を短くしてしまうことが

考えられます。

治療は長期に及ぶことが考えられます。

根の治療後場合によっては早期に痛みが

減弱しますが骨の戻りは時間がかかります。

ここを待ち切れずに触ってしまうと

これまた歯の寿命を短くしてしまう可能性が

出てきます。

結果として骨の溶けの原因のほとんどが

歯周病であり、早期に歯周病治療をしても

問題ないとしてもそれがわかるのは

6ヶ月後くらいとなります。

待ちの一手も歯を残す大事な戦術となります。

できればこうはなりたくないので

毎日の歯ブラシを丁寧に、適切に行い

フッ素を用いてむし歯にならない様に

することが肝要かと思います。

ご参考までに

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