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根っこの処置を行うと根から出血することがあります。膿もあります。

咬合痛

歯の動揺

などなどの症状がありレントゲンを撮ると根が化膿しているということがあります

これは根の先端に膿ができてしまい

ここに膿がたまると骨が溶けレントゲンでは黒っぽく写ります

本当に初期であるとまだ骨が溶けていないのでレントゲンでの判別は

難しいですが2週間位たつと骨が溶けレントゲンで判別可能になります

レントゲンで分からない場合は症状から判断しますが

こんな場合は症状が結構きつい

さらに

このような状態で変に触ると疼痛が増大する可能性が高く

抗生剤で鎮静化をはかりその後処置を行います。

鎮静化後根の処置を行うと溢れるように血が出ることがあります

膿のふくろが破けて出血します

あまり行いませんが膿瘍が急性期である場合などは

同じように処置を行うと一気に排膿することもあります

さらに排膿仕切るとその後出血しますがこれが

拍動と同じようにドックンドックンと出血している血の表面が揺れます

この処置のいいところはキツイですが

排膿できれば一気に楽になります

ただ

排膿させ切ることができないこともあり

触ることで逆に悪化させてしまうこともありこの辺りは難しいところです

今まで一度しかありませんが

仮歯を取ったら噴水というと大袈裟ですが

ブワーと溢れ出る血膿を見たことがあります

痛かったろうなーと強く感じたのを覚えています

勿論

一気に楽になったようです

レントゲンで化膿が確認されたら必ず処置をしなければならいかというと

そうでもなくて

大体根の化膿は慢性化しており日常あまり困りません

急性転化するのは年4%未満とも言われています

症状のないものを無理やり処置を行うのは望ましくはないと

思われます

また

1回目より2回目が

2回目より3回目の方が再発率が 再発までの期間が短いことがわかっており

この辺りはどんな処置をするかとの兼ね合いが重要です

大船の歯科 歯医者 くり歯科クリニック