根っこだけになった歯を使えるように整備
むし歯
差し歯が抜け放置した
などにより
根っこだけになってしまうこともあります。
ここで重要なのは
条件があるということです。
どんな状態にもできるかというとそれは難しいです。
でも
条件が揃えば歯を残すことができます
どんな条件？
むし歯を取り切れて、根が割れてなくて
歯肉から根っこが２mm以上飛び出ている
そして
歯の揺れが少ない
などです。
整備とはこのことです。
この条件に合うよう処置を行うことです。
処置とは
基本的には
むし歯除去
根の膿抜き
歯周病治療
場合によっては根を矯正により引っ張り上げる
などなどです。
ただ
ここで重要なのは体の持つルールを無視せずその範囲内で行うということです。
一例とすると
根がちょっと顔を出していて
根が化膿している状態です。
根の周囲の歯肉を調整し根を露出させ
根の膿を抜き改善し差し歯にするというものです
歯肉調整はどうしてできたか？
骨と歯肉の関係が正常を逸脱していたのでこの逸脱を改善すると
条件が満たせるというものです。
膿抜きも同じで根の中が綺麗になれば体が治してくれます。
綺麗にすると体が治そうと動いてくれます。
これも体の持つルールに従っただけです。
状態の逸脱が正常に戻れる範囲内にあるかが極めて重要です。