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原因の推測と処置順番

特に不快感がある場合に多いですが

原因が複数考えられる場合があります

こんな場合は

いくつかの処置が必要となりますが

その順番は

当然のことながら1番可能性の高いであろうところから手をつけます

1番がなかなか確定しにくい場合は

侵襲の少ない処置から行います

なるべく

削らず

傷付けず

の処置をまず行います

これでダメなら次の処置とい順番で行います

例えば神経がやられて痛い場合は

有無も言わさず神経を取るしかありませんが

これは歯に穴を開け

神経を取りますが

元に戻そうとしても戻せません

また咬めるように

痛くないように

はできますが

穴はレジンや金属で補われ

場合によっては被せ物になります

完全に元には戻せません

ですが

原因が神経と確定できればその処置は行うべきです

でも

本当に神経が原因か?

と悩む場合はその他のなるべく傷付けない処置を行い

それでもダメなら

という順番で行います

結果として歯に穴を開け神経を取ることになったとしても

この処置は最適化されたものであり

推測の極めて少ないほぼ確定的な診断に基づく処置になり

適切なものとなります

場合によっては痛みを数日引きずることもありますが

その処置の適切性は飛躍的に上がります

大船の歯科 歯医者 くり歯科クリニック