レントゲン撮影の重要性
歯と歯の間
根っこの状態などは
なかなか肉眼的に全てを確認することは
できません。
多い事例としては
パッと見ても問題ないのにレントゲンをとると
歯と歯の間にむし歯があることがあり
レントゲンで初めて分かるということもあります。
また
歯と歯の間のむし歯いついては
削るべきむし歯か
フッ素塗布にて経過をみて本当に悪化するか確認すべき
むし歯かの判断をします。
むし歯いついては撮影時の状態が
継時的に本当に悪くなるか
あまり悪くない部分が急に悪化するなど
撮影時の状態ではなかなか判断できません。
むし歯は疾病でありますが
重要なのは
・口の中の状態
・むし歯菌の状態
・糖分、炭水化物摂取のタイミング
・その他要因
を原因とする疾病であり
口の中の状態改善でむし歯を抑え込める
こともあります。
もちろん
逆のこともあり
悪化することもあり判断は難しいところとなります。
また
歯周病についても同様で
無症状で
痛み
歯の揺れ
が無いのにレントゲンをとると
歯の周りの骨がなかったり
奥歯は根っこは二股に分かれており
またの部分ん骨が溶ける
分岐部病変という状態になっており
こともあります。
この分岐部病変は早期であれば比較的押さえ込めますが
悪化すると歯周外科処置という
歯肉を開いても処置が必要になることもあります。
食いしばり、歯ぎしり
朝起きて首回りが凝っていることがある
夜中にめが覚める、中途覚醒
のある方は一度レントゲン撮影で確認してみると
よいと思います。
2020.04.14 予防