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レジン充填の劣化

レジン充填むし歯の治療方法の一つです

長期的に維持されると若干の劣化が見られます

それは褐線といわれる線が

レジンと歯の境目に見られるようになります

こんな感じでレジンは充填され

断面は

こんな感じです

むし歯ととった穴にレジンが

詰め込まれています

比較的歯の色に近くきれいなのですが

歯とレジンは異物質なので

経年的に削れにさが出たり

レジンの一部がかけ

そこに色素が集中し

茶色

黒色

を呈してきます

こんな感じです

ぱっと見むし歯に見えてしまうことが

多いですが

むし歯との鑑別が肉眼的にはむずかしく

確定にはレントゲン

経過観察し状態の変化を追いかけて

初めてむし歯と判断できます

レジンについては

充填して終了という物ではなく

時々タッチアップを行い

修繕し維持に努めることが必要になります

例えば

皮膚

粘膜

などはぱっと見常に同じです

ですがこれは細胞が頑張って新しいのを

作り続け

古い物を捨てていく新陳代謝が起こっています

レジンも新陳代謝が起こってくれれば

良いのですがなかなかそうはいかず

時々

できれば定期の修繕が必要です