フッ素歯と歯垢(プラーク)への作用
フッ素が口の中に入ると
歯とプラークへ作用します。
歯への作用
→歯の表面であるエナメル質の結晶に作用し
結晶性の改善
歯の表面のフルオロキシアパタイトの生成
再石灰化の促進
以上の作用により
歯質強化、むし歯菌の出す酸への耐酸性向上が行われ
むし歯抵抗性が向上します
プラークへの作用
→細菌・酵素作用の抑制が行われむし歯抵抗性が向上します。
フッ素の予防については
フッ素塗布
フッ素洗口
フッ素入り歯磨き粉
があります。
各々特な作用があり
フッ素塗布はエナメル質の結晶改善効果が高く
フッ素洗口、フッ素入り歯磨き粉は歯の再石灰化に効果が高い
です。
フッ素については単独で使用するより
複合的に使用すると効果がより大きくなります。
2020.04.08 むし歯