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ナチュラルな形、ものが挟まるのもナチュラル

歯の形は可能な限りナチュラルな状態が良いかと思います。

 

 

 

特に噛み合わせについては

 

歯の上にレジンを足せば変えることができます。

(馴染むかは別ですが)

 

歯の形もレジンを貼れば好きなように変えることができます。

(歯を小さくすることはできませんが)

 

人工的に噛み合わせ、形を思うがままに変えると何が悪いか?

 

 

 

 

答えは

歯肉、根っことのバランスです。

 

このバランスは

根と歯の比率

根と歯の太さのバランス

歯肉との位置関係のバランス

etc

 

 

無理やり変えると何が起こるか?

歯肉が骨の変化を伴い形を変え

場合によっては知覚過敏が誘発されることもあります。

 

また

 

根に対して歯が長いとテコの原理が大きく作用し

通常の噛む力が大きく作用し咬合性外傷と言われる状態になることがあります。

 

 

ではナチュラルにすれば

なんでもうまくいくのか?

 

 

答えはNOです。

 

ナチュラルにすることでものが挟まることもあります。

 

なんで?

 

原因は歯肉の位置です。

 

 

全く治療をしたことがない

これぞまさにナチュラルな形ですね。

 

でも

 

歯肉が下がればものは挟まります。

挟まるのもナチュラルです。

でもこれでいいのです。

 

 

歳をとって徹夜が厳しくなった

これでいいのです。

ナチュラルな変化です。

 

 

歯周病で歯肉が下がる

実はこれもナチュラルな体の反応に対する結果です。

 

ある意味このナチュラルな反応による自滅です笑

もちろん菌がいることも歯周病の原因ですが。

この辺の話はまたの機会に。。。。

 

 

大船の歯科 歯医者 くり歯科クリニック