むし歯治療の流れサンプル
むし歯治療と侮るなかれ
状態の確認が最初。
目視によりむし歯を見つけます。
症状、レントゲンを確認します。
症状がなくても神経がやられている場合もあります。今回は下のようなレントゲン(図1レントゲン)、見た目(図2見た目)の場合です。
見た目は小さなむし歯ですがレントゲンでは内部では拡大しています。この様な状態であれば処置に麻酔が必要です。
レントゲンでむし歯が深いことが確認できているので
処置後のパターンは
①通常のむし歯治療で終われる。
②むし歯を取り切ることで神経に刺激が加わってしまい処置後にシミが出る。
そのシミは時間とともに治る物、酷くなる物に別れひどくなる場合は結果として神経処置になる。
③むし歯を取り切ることで神経が露出し神経を取らなければならなくなる。
④レアケースとして根にヒビが入っていて抜歯になる。
というパターンが予想されます。この段階ではどうなるかは予見できません。ですがほとんどは①か②で終了します。
①、②の神経症状がない場合は基本的にはレジンを詰めて終了です(図3)。
(図3※写真は大レクトボンディング という手法です)
今回の状態ではありませんが広範囲のむし歯の場合銀歯にすることもあります。レジンに比べ処置後にシミが出やすくこれは金属という物性の特徴による物です。
ご参考までに